もともと世事に疎いから、90年代前半ぐらいにフリッパーズギター絡みで流行ってた渋谷系については、ほとんど知らなかった。ソフトロック関連もこのとき大盛り上がりしていたはずだ。
なんとなく流行っていたのは知っていたけれど、やっぱり蚊帳の外だった。
たぶんその頃は「ボンジョビ」とか「オアシス」とかコブシ握って聞いてた気がする。
そして背伸びして「アシッドジャズ」とかそんな感じだった。
それはそれで楽しいけど、正直あんまりかっこよくない。差別する気もないけどやっぱりクールな感じがしない。
それでも、何かのアンテナで引っかかってた事もある。
先日、このキースのCDが家のラックの中にあるのを見つけて驚いた。
どういういきさつで買ったんだろう。しかも、歌えるなこれ。
1曲目の「98.6」と2曲目の「Ain’t Gonna Lie」が 熱唱可能。
ジェリー・ロスのアレンジも素晴らしいものがある。
2枚のアルバムを合体させたものなので、曲数がちょっと多すぎで、通しで聴くのは苦しい気もするけれど、これから、ゆっくり聴いてみよう。
ちなみに「98.6」というのは体温のことだそうです。