ピーターポールマリーの名を出すと、
ああ、それなら知ってると結構言われる。
それも10代の子とかにPPMだよね♪という感じで。
何で知ってるの?って聞くと、お父さんとかお母さんが聞いてたもん。
とか言われる。
何かちょっと悔しい。あんまりPPM知らんかったし・・。
内容もそうだけど、このアルバムの音の良さは相当なもの。
名盤の条件で、音質の良さって実はかなりあると思う。
特にハーモニーが重要なソフトロック関連ならなおさら。
このアルバムその点では、文句のつけようがない。
音がいいからってことで、映画のサウンドトラックにフリーデザインは録音していたってどこかで聞いたけど、
彼らもそんな工夫をしていたのだろうか。
1曲目の「Apologize 」の声が、本当に気持が良い。
しかもパートごとにきっちり左右に分かれていて、アンプを使えば、PPM気取りでカラオケのように参加できる。
そして、このアルバムには「彼女は夢見る」という必殺曲がある。
曲のタイトルとして、こんなに魅力的なタイトルは他にはちょっと思いつかない。
本人たちがいうには、方向性がバラバラのごちゃまぜアルバムとのことですが、個人的には、何度も何度も聴くことのできる真の名盤です。