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Will You Be Staying After Sunday / ペパーミントレインボウ

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willyoubestaying

ロシアのアヴァンギャルド展みたいな、ジャケットなのが大変損している気がする。
THE PEPPERMINT RAINBOWのこのアルバム。内容が無敵POPでカラっと晴れわたっているだけにちょっともったいない。個人的にはこういう感じの絵のテイストは好きだけど、内容には全然合ってってない。まるで80年代のフュージョンのアルバムみたいだ。

そうかと思って、裏ジャケを見ると「個性豊かな」メンバーが小粋に建物から顔を出している。この高低差がたまらない脱力を生んでくれる。デザインの人にこのアルバムの狙いを聞いてみたいものだ。

内容は、すこぶるポップ。難しい事を考えさせないように徹頭徹尾ポップスに特化している。男女混声の5人組グループで、すでに大きな成功を収めていたフィフス・ディメンションを目指していたとか。

1曲目の「Will You Be Staying After Sunday」からファンファーレも高らかに進撃開始で、もう心ウキウキという感じ。

ボーナストラックにシングルバージョン多数収録。別にいらないかなと思っていると、
時折、おっと思う好アレンジが出現する。ベストトラックは「Don’t Wake Me Up in the Morning, Michael 」のシングルの方、転調がめっちゃかっこいいです。今日は降水確率0%みたいなアルバムです。

メタル&ハードロック→70'Sロック→90'Sロック→50'Sジャズ→90'Sジャズ→クラシック。ある意味、優等生的に順序良く音楽を聴いて来たのに、 なんでか、ここに来て→60'S~ポップスの世界へ埋没・・。名残にも埋没 「ソフトロック・カフェ」を夢見る人の音楽紹介ブログです。

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