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エニシング・ゴーズ / ハーパーズ・ビザール

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anythinggoes
昔の好きなアメリカの作曲家を一人あげてと言われたら、コール・ポーターって言う.
ロマンチックで、しゃれていて、適度な男女の関係。それに曲に品がある。

このアルバムではコール・ポーターがタイトルの「Anything Goes」と「Two Little Babes in the Wood 」の2曲取り上げられていて、どちらも出来が良い。
しかも、歌の開始早々にオリジナルのヴァージョンが流れて、それがすぐにフェイドアウト。
そこにハーパースヴァージョンの曲がフェイドインしてくるいう凝った作り。
特に徐々にテンションを高めていく「Two Little Babes in the Wood 」が素晴らしい。

続く4曲目は待望、デカロ様アレンジの「Biggest Night of Her Life」
デカロアレンジは独特の間があって、それが身体にすっと入ってくる。

それから、このアルバムのベストトラックと思われる「Snow」 若きランディーニューマンの作品。
ヌーヴェルヴァーグのような白い風景が目に浮かぶようでとにかく美しい。

スマッシュヒットした「Chattanooga Choo Choo」とかもあって、
他のアルバムと比べると、わりと地味な印象があるけれど、このアルバムはものすごく濃くなっている。前作のとりあえず作りました的な内容から、幾分グレードアップしたエニシング・ゴーズは利き所満載の1枚。本当によく聴いています。

メタル&ハードロック→70'Sロック→90'Sロック→50'Sジャズ→90'Sジャズ→クラシック。ある意味、優等生的に順序良く音楽を聴いて来たのに、 なんでか、ここに来て→60'S~ポップスの世界へ埋没・・。名残にも埋没 「ソフトロック・カフェ」を夢見る人の音楽紹介ブログです。

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